数霊3と似て非なるものが数霊8です。数霊3も8も一本気で、目標を掲げ前向きに動くので表面は似ている様な気がします。確かに数霊盤では、数霊3が思春期で数霊8は少年期になり、共に「青春」を謳歌する時期にあたります。この両者は最初は意気投合し大いに夢を語りあう中になります。少し年配者向けですが、「青春」と言えば、数霊3の代表は石原裕次郎さん（1934.12.28で30の3）で、数霊8の代表は加山雄三さん（1937.4.11で26の8）になるでしょうか。
しかしこの両者は、全く異質の価値観を持ち相性も悪いです。数霊3は何かに興味や使命感を持った時から元気な活動が始まります。しかしこの活動は気が多く一つに絞れず、その結果ほとんどが中途半端で終わります。これは元来移り気で流行や他人の動きが気になり、その都度方向転換するからです。そのため周りには趣味多き人に見られます。対して数霊8は他人の動きに全く動ぜず、自身が信じた道に突き進んでいきます。その結果若い時から何らかの成果をあげますが、融通が利かずまた他人には高圧的態度が出て、人の裏をかく狡猾な人間に騙される可能性があります。
要は数霊3は、他人との関係を高めるために活動が始まるのに対して、数霊8は、他人より抜きんでるために活動が開始されます。数霊3は、偉そうなことを言っていても周りの心情に振り回され、その都度言うことが変わるのに対して、数霊8は表面は穏やかでも、周りの心情により方針を変えることはありません。ただ自身を厳しく見つめ、マンネリを嫌い新しい体制を好むことから、やはり言うことはころころ変わります。
数霊3から8を見ると、気難しい孤高の人に見え、数霊8から3を見ると、節操がなく楽天家に見えます。しかし、組織に入ると、数霊3も8も上司からは扱いにくい部下になります。数霊3は、普段は組織の一員として目立たない存在ですが、現場や仲間を重んじ弱者の立場に立つため、時には上からの方針にも添いません。例えて言うのなら「踊る大捜査線」の織田裕二さん（1967.12.13で30の3）の青島刑事でしょう。それに対して数霊8の目指すところは、厳しい勝負の世界に身を置き、最後は上司を追い抜き勝ち組になるところにあります。例えて言うのなら「半沢直樹」の堺雅人さん（1973.10.14で26の8）になるでしょう。
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